あなたは何色?6色の帽子と生き方
こんにちは。忍です。
みなさんの周りには様々な人がいると思います。
会議でポンポン意見を出す人、すぐに相手の意見を否定する人、静観していて最後に意見を言う人・・・
自分とは考え方が違う人と議論するのは大変で、困っている方が多いのではないでしょうか。
ゆとり世代の人材も増えてきて、多様性の名のもとに彼らを尊重することが求められています。
しかし「彼らが何を考えているのかわからない!」と頭を抱える必要はありません。
エドワード・デ・ボノ博士の提唱した「6色の帽子(シックスハット法)という思考パターンの分類法があります。
その人の思考パターンを6種類に分類し、帽子の色に例えるものです。
簡単に分類すると以下にようになります
〇白色の帽子
事実重視、データを好み、客観的。中立的な立場
〇緑色の帽子
創造性にあふれ、アイデア出しを得意とする
〇黄色の帽子
和を重んじ、楽観的。ポジティブ思考
〇黒色の帽子
ダメだしが得意。問題点の指摘を得意とする
〇赤色の帽子
感情的。直観的で、熱意を持つ
〇青色の帽子
プロセスを重視し、段取りのキチッとしたがる。冷静
上記のようにキッチリと分けることができるとは思いませんが、会議や話し合いの時に、誰がどの色の帽子なのかを考えてみると面白いかもしれません。
相手がどのタイプなのかを認識することで、こちらの態度を変化させることもできます。
特に部下を持つ上司の方は、部下が何色の帽子なのか考えてあげてください。
色によって活躍できる場所が異なるし、指示の出し方も変えてあげるとうまくいきますよ。
ハーバード大学でのトレーニングに、帽子の色を演じてディスカッションするというものがありました。非常に興味深かったです。