インド旅行で人生が変わる?
こんにちは。忍です。
昨年の年末、インドに行ってきました。
特に理由は無いのですが、なんとなくです。
インドに行った話をすると必ず聞かれるのは「人生観かわった?」という内容。
確かにインドは、日本と違うことがたくさんあります。
訪れた場所
{デリー}
インド旅行者が初めに訪れるのはここでしょう。長旅を経て空港から出てきたときに目にする光景に驚きます。
ごった返す通り、「リクシャー・トゥクトゥク」と呼ばれるタクシーの客引きその人の多さに驚きます。そして運賃が安い。というか交渉次第でいくらでも下がります。
インド人と価格交渉するときに頭に入れておきたいのは、「日本人は舐められる」ということ。
大体、適正価格の倍の値段から交渉スタートです。
インド人「200ルピーでどう?」
私「80でしょ」
インド人「それは安すぎる。150は?」
私「ありえない。他探すわ」立ち去る素振り
インド人「わかったわかった!120でどうよ」
私「さっき俺が言ったこと覚えてる?」
インド人「100ルピーだよね?」
私「」立ち去r.インド人「オーケー80だろ!乗ってけ」
↑これはうまくいった例
ほとんどの場合、私が折れて120くらいで乗ります笑
基本的に、デリーは観光客向けの土地で、お店も充実して困ることは少ないです。
やはり玄関口ですので、少なくともデリーで一泊はしていくべき場所です。
{アーグラー}
みなさんご存知タージマハルのある都市です。
タージマハルと川の対岸から眺めるのもオツなものです。
{ヴァラナシ}
地名を聞いてもピンとしないかもしれませんが、ガンジス川のある場所です。
ヒンドゥー教の聖地であり、日本人にとっては最も異世界感を得られる場所です。
何とも異質な空気で、朝から晩まで眺めているだけでも満足感のある場所です。
インドで出会えるもの
{貧富の差}
日本の貧富の差が拡大しているといわれていますが、インドはそんな比ではありません。
デリーでは日本と変わらない風景でサラリーマンがオフィスワークをし、その一方でガンジス川の川岸は物乞いで溢れています。
幸せの定義は人それぞれだとは思いますが、さすがに差が大きすぎ、逆転の余地がないというところにカーストの名残を感じます。
{圧倒的な楽観主義}
大きな格差、越えられない壁とともに人生を送るインドの人々ですが、なぜか悲壮感は感じません。ありのまま、自分の役割を全力で全うしています。
ヒンドゥー教であり、仏教の源流を生んだインドは身の丈にあった幸せであふれています。
ヴァラナシで服屋を営む日本人夫婦に聞いた話です。
~日本にいた時よりも、確かに生活は貧しいものになった。
しかし、その「貧しい」というのは日本から見たモノサシであり、今の生活に満足している。
日本にいた時よりも、ゆったりと、誰とも争わずに生きている。これ以上の幸せは無い。~
この言葉を聞いたとき、なるほどと思いました。
今の日本は、必死に戦っています。誰ともわからない影を追ってもがき苦しんでいるのです。
{遠慮のなさ}
インドの人たちは、誰に対しても遠慮をしません。
電車の中で本を読んでいれば、勝手に取って読む。お菓子を食べていれば、勝手に取る。
列に並ぶのも適当だし、横入りも多い。
それでも、お互いがお互いを受け入れていることでうまくいっています。
お互いの遠慮のなさは、自由に、気ままに生きていく彼らのアイデンティティなのかもしれません。
こぼれ話
インドでの滞在は1週間ほどでしたが、ほんとに臭い、汚い。ごみは道端に捨てられ、牛が平気で糞をまき散らしている。
クロックスのサンダルで行ったのですが、帰りの空港で捨てました。
日本に帰ってきて、空気の綺麗さに驚き、自分の身体からインドの匂いがすることに驚きました(カレーばっかり食べてましたからね笑)
家の近くでコンビニに入り、漫画を立ち読みしていた時に、知り合いに会い、私の風貌に驚かれました。
何せ、1週間ひげもそらず、まともに風呂に入らなかったので、ホームレスみたいになっていたらしいです。
無事に帰ってこれたことをしみじみ感じ、おにぎりを頬張りながら家路につきました。
人生観が変わるなんでことはありませんでしたが、少しだけ、思ったことがあります
・なにもかもどうでもよくて、何も考えないほうが人生は幸せ
・日本にいる限り、日本の価値観からは逃れられない
みなさんどうですか?インドに行ってみたくなりました?
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