トリバゴの謎
こんにちは。忍です。
最近テレビCMでよく見かけるようになったのが「トリバゴ(trivago)」ですね。
ものすごい頻度でCMが流れるので、いつの間にか頭に残っている人が多いと思います。
私も、CMに出ている女優、ナタリーエモンズに惚れてしまった男の一人です笑
短いCMとはいえ、ずっと笑顔で見つめられたら恋の一つも始まるでしょう。
トリバゴのCM以外にも、スピードラーニングや日本通運のCMにも出ています。また、その歌声も素晴らしく、日本テレビ系列の「のどじまん ザ!ワールド」にも出演するほど。
アメリカ出身で、日本を中心に活動しています。
濃すぎない顔で、なんとなく日本人好みですよね。
「旅館も♪」の台詞が可愛すぎます笑
↓はトリップアドバイザー。両社のサイトに同じホテルを入力してみると違いが分かります。まだまだトリップアドバイザーのほうが使いやすいかも。
そんなことより本題です。
トリバゴ、どんな業態のビジネスかご存知ですか?
さまざまな旅行・宿泊サイトの料金プランを集約し、見やすく比較してくれるサービスで、料金比較サイトと呼ばれるジャンルのサービスです。
それだけでビジネスが成り立つの?と疑問になりましたが、提携先のホテルや宿から紹介料を受け取る形で収益を上げているみたいですね。
情報が過多になるこれからの時代、ニーズのある情報をいかに提供するかがビジネスのポイントになっていくんですね。
旅行比較サイトの世界最大手はトリップアドバイザーですが、それに負けず劣らずの勢いで勢力拡大中です。
以前は日本の旅行サイト「楽天トラベル」や「るるぶ」が表示されないという問題があったようですがそれも改善されています。
毎月1億人が利用している旅行比較サイト、トリバゴ。
格安で楽しい旅行ができるのならば、利用しない手はありませんね。
最大で40%近く安かったり、様々なプランが用意されているのもうれしいポイントですね。
おススメ・人気の旅行先も表示されるので、予定はなくても覗いてみると何かみつかるかもしれませんよ~
会社同期の冠婚葬祭は?~出産祝い~
こんにちは。忍です。
最近、会社同期の結婚や出産が続きます。
仲の良い友人であれば、お祝いをしてあげたいものです。
先日友人の子供が生まれたというお知らせを耳にし、会社の友人でカンパし、出産祝いを送ることにしました。
いろいろ調べたところ、最近は「おむつケーキ」が流行のようですね。
私は全く知りませんでしたが笑
おむつであれば、使用期限も無いし、実用的ということでウケているみたいです。
べルビーべべの商品が一番楽です笑
価格帯も手ごろなものから豪華なものまで選べて、キャラクターものも充実しています。
数人でお金を出し合えば気軽に買えるものです。非常に喜ばれるのでぜひ!
暖かくなり、イベントの増える季節。賢く対処していきましょう。
ミスに気付いた時の対処法4パターン
こんにちは。忍です。
仕事にミスはつきものですが、自分のミスに気付いた時はどうすればいいのでしょう。
まだ誰にも気づかれてないミスに、自分が一番に気付く。という状況、誰にでもあると思います。
その瞬間に頭をよぎるのは、「隠しきれるか?」ですね笑
私もよくこの状況に陥りますが、その時に取るべき手段は4パターンに分かれます。
そのそれぞれの状況の見極め方は
①放置して時間が経つと悪化する問題かどうか
②リカバーするのに自分の大きな労力が必要か
この2つです。
①に関しては誰でも考えますね。緊急事態なのかどうかです。放置しておけば、取り返しのつかないことになるような場合は、すぐに対処したほうがよいでしょう。
②はどうでしょう。意外とこれを考えていない人が多くいます。
ミスに気付いた時に、自分がすべてフォローしなければならないケースは稀で、
次の工程の人にフォローしてもらえることが多いです。(文句は言われますが。)
初動さえスピーディにできれば、あとは勝手に収束していくのです。
以上のYes Noの関係から下の4パターン
A:放置するとマズイandリカバーが大変
B:放置するとマズイがリカバーは簡単
C:放置しても大丈夫だが、リカバーは大変
D:放置しても大丈夫だし、リカバーも簡単
さてみなさんなら、A~Dのトラブルが
同時に4件発生したらどの順番に対処しますか?
忍のおススメは
B→D→A→Cの順に対処することです。
えっAからじゃないの?と思ったアナタは二流です笑
実はBは、大きな問題ではありますが、自分の手は取られない。
つまり、早めに次の人へ回してしまえば、自分は他の仕事へ移れます。
Aのような仕事から始めてしまうと、BCDが放置されたまま、いつまでもAも終わらないという最悪の状況に陥ります。
同様の見方から、Bの次はDです。早めに自分の手から放しましょう。
そしてAにじっくりと取り組むのです。
結果的にBとDはいつの間にか解決している。ということです。
上司から見ても、いつまでもAが終わらないあなたよりも、BとDをフォローしながらAもこなしているほうがアウトプットが多く見えるのは事実です。
ほんとに?と疑う気持ちもわかりますが、全体をスムーズに流す視点でミスに対処してみてはいかがですか?
引退とその後の人生
こんにちは。忍です。
スケート選手の浅田真央さんが引退してしまいましたね。
どんな人生にも節目はあるのですが、今回はその節目よりも後のことを考えてみましょう。
浅田真央選手の引退会見の中で気になった言葉があります。
「スケートは人生そのもの」
「やり残したことはない」
「今後もスケートにかかわっていきたい」
これらは様々な会見で聞いたことがある言葉です。
記者からの質問で、「スケート以外の違う道に進むことは考えているか」に対して、
「ただ前にある道を進んでいくだけ」と答えています。
浅田選手の心中はわかりませんが、本当にそう考えているなら非常に興味深いなと思いました。(実際は決まっているのでしょうけど笑)
高村光太郎の詩「道程」の中に「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」
という一説があります。有名ですね。
自分の人生がすべて見えている人はいませんし、見えない未来に恐怖するものです。
人生の転機、たとえば入学、卒業、入社、退職、結婚など、挙げればきりがないイベントのたびに未来への不安が付きまといます。
物語の中では、大きな転機が最終話になることが多いですが、人生の最終話は死ぬときだけです。
私は物語のその後が気になってしまうタチですが、みなさんはその後の人生について考えたことはありますか?
一般的なサラリーマンにとっては、65歳の定年退職が、節目となりますね。
仕事一筋で頑張ってきて、気付けば一人・・なんてことだけは避けたいです。
老後が長くなってきた近年の日本で、幸せな「その後」を過ごすためには、趣味を持つことをおススメします。
外に出るタイプのもので、義務感のないものがベストですね。
忍のおススメ趣味はズバリ、「お寺巡り」です
若い人の間でも御朱印帳が流行ですね。
日本にいながら、なかなか日本の文化を知らないので、お寺を巡って歴史の勉強をするのも楽しいものです。
退職したら世のために!なんて考え方もありますが、せっかくの人生ですから、知識欲を満たしてみてはいかがですか?
何万とあるお寺をどれだけ巡れるか。ソシャゲのコンプリート感覚で楽しむこともできますよ。
話が逸れてしまいましたが、少しだけ、自分の今後について思いを馳せてみては板がでしょうか
インド旅行で人生が変わる?
こんにちは。忍です。
昨年の年末、インドに行ってきました。
特に理由は無いのですが、なんとなくです。
インドに行った話をすると必ず聞かれるのは「人生観かわった?」という内容。
確かにインドは、日本と違うことがたくさんあります。
訪れた場所
{デリー}
インド旅行者が初めに訪れるのはここでしょう。長旅を経て空港から出てきたときに目にする光景に驚きます。
ごった返す通り、「リクシャー・トゥクトゥク」と呼ばれるタクシーの客引きその人の多さに驚きます。そして運賃が安い。というか交渉次第でいくらでも下がります。
インド人と価格交渉するときに頭に入れておきたいのは、「日本人は舐められる」ということ。
大体、適正価格の倍の値段から交渉スタートです。
インド人「200ルピーでどう?」
私「80でしょ」
インド人「それは安すぎる。150は?」
私「ありえない。他探すわ」立ち去る素振り
インド人「わかったわかった!120でどうよ」
私「さっき俺が言ったこと覚えてる?」
インド人「100ルピーだよね?」
私「」立ち去r.インド人「オーケー80だろ!乗ってけ」
↑これはうまくいった例
ほとんどの場合、私が折れて120くらいで乗ります笑
基本的に、デリーは観光客向けの土地で、お店も充実して困ることは少ないです。
やはり玄関口ですので、少なくともデリーで一泊はしていくべき場所です。
{アーグラー}
みなさんご存知タージマハルのある都市です。
タージマハルと川の対岸から眺めるのもオツなものです。
{ヴァラナシ}
地名を聞いてもピンとしないかもしれませんが、ガンジス川のある場所です。
ヒンドゥー教の聖地であり、日本人にとっては最も異世界感を得られる場所です。
何とも異質な空気で、朝から晩まで眺めているだけでも満足感のある場所です。
インドで出会えるもの
{貧富の差}
日本の貧富の差が拡大しているといわれていますが、インドはそんな比ではありません。
デリーでは日本と変わらない風景でサラリーマンがオフィスワークをし、その一方でガンジス川の川岸は物乞いで溢れています。
幸せの定義は人それぞれだとは思いますが、さすがに差が大きすぎ、逆転の余地がないというところにカーストの名残を感じます。
{圧倒的な楽観主義}
大きな格差、越えられない壁とともに人生を送るインドの人々ですが、なぜか悲壮感は感じません。ありのまま、自分の役割を全力で全うしています。
ヒンドゥー教であり、仏教の源流を生んだインドは身の丈にあった幸せであふれています。
ヴァラナシで服屋を営む日本人夫婦に聞いた話です。
~日本にいた時よりも、確かに生活は貧しいものになった。
しかし、その「貧しい」というのは日本から見たモノサシであり、今の生活に満足している。
日本にいた時よりも、ゆったりと、誰とも争わずに生きている。これ以上の幸せは無い。~
この言葉を聞いたとき、なるほどと思いました。
今の日本は、必死に戦っています。誰ともわからない影を追ってもがき苦しんでいるのです。
{遠慮のなさ}
インドの人たちは、誰に対しても遠慮をしません。
電車の中で本を読んでいれば、勝手に取って読む。お菓子を食べていれば、勝手に取る。
列に並ぶのも適当だし、横入りも多い。
それでも、お互いがお互いを受け入れていることでうまくいっています。
お互いの遠慮のなさは、自由に、気ままに生きていく彼らのアイデンティティなのかもしれません。
こぼれ話
インドでの滞在は1週間ほどでしたが、ほんとに臭い、汚い。ごみは道端に捨てられ、牛が平気で糞をまき散らしている。
クロックスのサンダルで行ったのですが、帰りの空港で捨てました。
日本に帰ってきて、空気の綺麗さに驚き、自分の身体からインドの匂いがすることに驚きました(カレーばっかり食べてましたからね笑)
家の近くでコンビニに入り、漫画を立ち読みしていた時に、知り合いに会い、私の風貌に驚かれました。
何せ、1週間ひげもそらず、まともに風呂に入らなかったので、ホームレスみたいになっていたらしいです。
無事に帰ってこれたことをしみじみ感じ、おにぎりを頬張りながら家路につきました。
人生観が変わるなんでことはありませんでしたが、少しだけ、思ったことがあります
・なにもかもどうでもよくて、何も考えないほうが人生は幸せ
・日本にいる限り、日本の価値観からは逃れられない
みなさんどうですか?インドに行ってみたくなりました?
下記リンクでガイドブックを買ってみてくださいね。
ディープラーニングって?~人間はAIに支配されるのか~
こんにちは。忍です。
最近流行のホットワード、ディープラーニングについて解説したいと思います。
画像認識などの分野で飛躍的な進歩を遂げ、また、先日は囲碁の世界チャンピオンに勝利したことでも有名になりましたね。
ディープラーニングって?人工知能・機械学習って?
はじめに、ディープラーニングという言葉の意味から理解する必要があります。
ディープラーニングとは、機械学習の一部、そして、機械学習は人工知能の一部の領域を指す言葉です。図であらわすとこんな感じ。
それぞれの言葉の定義は
人工知能:知的な情報処理をおこなうもの、またはその技術
「知的」という言葉がキモです。電卓のような計算処理は知的とは言えませんね。我々が知的と感じるのは、画像に何が映っているのか当てたり、2つの画像を合成したり、人間と会話したり・・・といった機能でしょう。そのような概念的なものを人工知能と呼ぶのです。
機械学習:人間がプログラムを作ることなく、入出力処理を行う人工知能
ここからが難しくなってきます。通常の機械は、人間が作ったプログラムに沿って作動します。プログラマが機械の動作をこと細かく記述しています。
そのため、プログラム以上のことはできない。想定外の状況には対処できないといった、アホな機械ができたりするわけです。
では、機械学習はどのような仕組なのでしょうか。
簡単に言えば「問題と正解のデータを与えて、正解までの道筋は機械に考えさせる」というものです。リンゴをリンゴとして認識させるには、大量のリンゴの写真データをコンピュータに見せて、その特徴を考えさせるのです。
リンゴを見分けるための「コツ」を探してくれるのです。人間の赤ちゃんがお母さんに「これはリンゴ?」と聞きながら学ぶのとおなじですね。
上述した、人間がプログラムを書く場合ですと①赤いか②丸いか③ヘタがあるか・・・などの条件を無限に書かなければなりません。そして、緑色のリンゴが来ると判断できなくなってしまいます笑
では、機械学習がリンゴを認識するとき、どのような処理が行われているのでしょうか。
機械学習とは、機械が勝手に考えるというのが定義で、その中の1手法がディープラーニングです。下に、ディープラーニングで行われているプロセスを記述します(簡単に)
機械に与えるのは画像データです。画像のある点と隣の点の関係を判別します。
「赤い点のとなりは何色か」とはじまり、「赤い点の集まりがあるぞ」そして「赤い点は丸い形を形成している」となります。たくさんの写真を見ることで、赤い丸を形成した状態を認識するようになるのです。人間の赤ちゃんが学んでいく様子と非常に近いものがあります。「リンゴ」とその概念がリンクしていくのです。なんとなくの色、なんとなくの形。YES,NOだけではない判断をできるようになるというのがディープラーニングなのです。
初めは点同士の関係から始まり、最後は赤い丸を認識する。この流れが、徐々に深い階層に入っていくことを「ディープ」と呼ぶのです。深層学習とも呼ばれます。
ディープラーニングにできること
では、そんなディープラーニングが今現在できること、できないことを考えてみましょう。AIは人間から仕事を奪い、人間を支配していくのでしょうか。
みなさんが気付いていないだけで、様々なところに利用されているディープラーニングですが、現時点でできているのは実はただ一つ。「特徴量を見つける」ことだけなのです。
特徴量とは、その名の通り、ものを概念、特徴を表す項目です。画像の認識、翻訳、囲碁の盤面の評価もすべて特徴量であらわされるのです。たくさんのことができるようで、概念を見つけるだけしかできません。
人間は支配されるの?
おそらく何年、何十年経っても、人工知能が人間と同じ本能を獲得することはありません。「人間の愚かさに気付いて、人間を滅亡させる」なんてことはSFの世界でしか起こり得ないのです。(残念)
人間よりも賢いコンピュータはどんどん開発されていくでしょう。しかし、真の意味での創造性を持った人工知能は生まれない。と断言しておきましょう。
善悪の判断はできないのです。人工知能にとって、人間から与えられた答えを導き出す方法を考えるのは得意でも、答えの無い問題を考えることはできないのです。
ただし、「地球上のすべての生物の幸福度を最大にせよ」という問題を与えられたら、「人間の数をゼロにする」という答えがでるかもしれませんね笑
勉強するなら
最近はたくさんの書籍が発行されています。
忍のおススメは下記です。
・グーグルに学ぶディープラーニング
このブログで解説したような、ことばの解説から、社会で利用している人工知能の実例が数多く掲載されており、ざっくりと理解するのに役立ちます。
・人工知能は人間を超えるか
工学書ですが、初心者にもわかりやすく書いてあり、技術的な詳細に興味ある人向けです。人工知能の歴史とともに一気に読めます。これは非常に勉強になります。